さらに試練が

6月29日朝。元気に育っていると思っていたシャルロット・オースチンの2つ目の咲きかけの花と蕾のいくつかが、茶色くなっているのを発見。なぜ?一番可能性がありそうなのは、灰色かび病だろうか?まだかび状のものは見当たらないけど…。せっかくたくさんの蕾がついていたのに。
先日から葉っぱがどんどん茶色くなっていってるジニアも同じなのだろうか。私のベランダはそんなに風通しが悪いのだろうか。部屋の中から見ていると、薔薇の葉先が風に揺れていて、安心していたのに。
迷いながら、毎朝とりあえず水やりしていたけど、鉢土が乾いてなどいなくてもやり続けていた、それがいけなかったのか。だって、朝には乾いていなくても、だからといって水をやらずにいたら、昼ごろに水切れしちゃうんじゃないかと心配でしかたがなかったんだ…。

農薬使用についての気持ちはまだ全然かたまっていなかったけど、私は【無農薬栽培をしたい】のではなくて、【自分のベランダで薔薇をきれいに咲かせたい】のが目的なのだしなあと思って、ネットで調べてとりあえず帰りに「ベニカXファインスプレー」を買ってきた。そうしてすっかり暗くなったベランダで、悲しい気持ちを抱きながら、薔薇たちにくまなく噴きかけた。
ところで、ベニカXファインスプレーには「総使用回数制限」というものがあるらしく、本体にその旨記載されている。農薬ともなれば使用制限くらいあって当然と思いはするが、この表記の意味がわからない。「総使用回数:本剤4回以内」などと書いてあるのだが(そして同じ種類の有効成分を含む他剤の使用もカウントしなければならないようだ)、何回以内というからには、その範囲の記載があってしかるべきではないのだろうか?つまり、いったいどのくらいの期間に対して4回以内なのかが私にはさっぱりわからないし、そんなことは本体のどこにも書いてないのである。【常識】なのだろうか?1年なのか、1ヶ月なのか、1週間…はさすがにないと思うが、場合によっては一生か?しかしそれは誰の一生なのだ?使用する人間のか、薔薇のか?
(あれこれググってみたけれどはっきりとはわからない。まあ、1年に…ってことだろうと推測しておしまいにした。)

ミミエデン、ジュードジオブスキュア、クイーンオブスウェーデン、シャルロットオースチンは、それぞれ葉の黄変が続いているのだが、こちらはある意味落ち着いたと言える。落ち着いたのは黄変そのものではなくて、それを目にする私の気持ちが落ち着いただけなのだけれど。あー、また黄色くなってるなあと思いながら、虫のせいではないかと葉っぱの裏側を点検し、黒星病でもなさそうだなあとチェックして、淡々と取り除く毎日だ。(ソレデイイノダロウカ?)