雨の日曜日

1週間は、日曜日から始まるのか、日曜日で終わるのか、どっちだったけ?中国では絶対に日曜日から始まるのだ、と老師は言う。日本は月曜だよね?と。そう言われるとカレンダーはそうなってたかなとも思うけれど、日曜始まりのモノも売られているような気がするので、よくわからない。今週の日曜日、というのはいつを指すのか?はっきりしないので日常的には、「この間の日曜日」とか「この前の日曜日」とか「次の日曜日」とか「今度の日曜日」とか言っている。

さて、この1週間も、新しい虫と出会ったりしてた。
これがまた、さっぱり同定できない。なので、捕殺すべきなのか見逃しておくべきなのかがわからない。頭からお尻の先までは18mmくらい。触角は長く、それだけで30mmくらいある。動きは緩慢。卵を産んでいるのか、葉っぱを食べているのか、どっちもやめてー!とじろじろ見てみたけれど、どうも判断がつかない。ただ、じっとしている。後ろ脚が大きいので、コオロギとかキリギリスとかその手の仲間かなとも思う。お尻の先に二股に分かれた突起がついている。コオロギ類のメスはこういう産卵管を持っていなかったっけ?模様はカネタタキのオスに似ている(真ん中の羽のあたりが色違いになるところとか)けど、カネタタキの緑というのが検索しても出てこない。脱皮したばかりってことはないかな。これからだんだん茶色くなるとか。
朝見つけて、夕方帰ったときにも同じ場所に止まっていた。驚かすとおずおずと動くので生きてはいるようだった。翌朝もまだいたので、どうしたものかなあと考えたあげく、捕獲してベランダの外へ出て行ってもらった益虫なのか害虫なのか、わからずじまいだったんだもの。また、戻ってくるかもしれないけれど、そうしたらまた出て行ってもらおう。

今朝(日曜日)は、薔薇の鉢の下あたりに、蜂の1種らしい羽のある虫が干からびてお亡くなりになっていた。生きている虫に遭遇するのもぎょっとするが、死骸を目にするのも嫌なものだ、勝手な言い分だけれど。たまたま私のベランダで寿命が尽きたのだろうか?それとも、私の使用する薬剤のせいで、虫にとってはナントカ濃度の高い危険地域になってしまっているのだろうか?それでも蜘蛛たちは元気に活動しているようだ。