ハダニ大発生

世の中のたいていのことは、気付いた時には手遅れなんだ。
今朝は寝坊したので、平日の水やり&観察の時刻よりもずっと日が高くなった明るいベランダで、じっくり薔薇を眺めた。きのう、ピエールドロンサールについて「ハダニの疑い」を抱いたわけだけど、そんなこと言ってる場合じゃなかった。
ミミエデンクイーンオブスウェーデンの、枝にも葉にもびっしりと、小さな虫が列をなしてうごめいていた。葉っぱの裏には小さな小さな黒い点のような突起のようなぶつぶつが現れていた。本によく書いてある、クモの巣のような糸もあった。
きのう知ったハダニ発生の確認法「ウエットティッシュで葉っぱをそっとはさんで指をずらして軽くこする。ハダニがいれば、つぶれて黄〜緑の線がつくのでそれと分かる」を試してみるまでもなかった(試したけど)。これはハダニだ。大発生だ。苗木をまるごと乗っ取られてしまったんだ。

左:クイーンオブスウェーデン、 右:ミミエデン


どうしてこんなになるまで気がつかなかったのか…。

なるべく葉っぱを残してやりたいとは思ったけれど、とにかく触れるとハラハラと落ちてしまうのだからどうしようもない。可愛そうなミミエデンは、こんな姿になってしまった。
ちゃんと回復するだろうか?
(とりあえず、ベニカXファインスプレーを散布。2回目。)