再会

正確には、同じ子にもう一度会えたわけではなかった。
このシャルロットは2代目だから。
先代は、昨年の6月請われて我が家にやってきて、
持参金のように持ってきたつぼみをなんとか順次開いて見せてはくれたものの
夏が過ぎ、涼しくなってからの長い長いハダニとの戦いの途中で力尽きてしまった。
私は大好きだった彼女の不在に耐えられず、
冬の大苗を注文する際に、2代目として再びシャルロットをお迎えした。
春にはうどん粉病の執拗な攻撃に遭った。まだ完全に勝利したとは言えない。

けれども今朝、たったひとつだけだと思っていたつぼみをいつの間にか
4つに増やした最初の花が、とうとう開いた。

後ろ姿。ひょろひょろと1本だけ伸びた枝の先につぼみをつけたので、見上げるような格好になる。正面からの写真は、一旦台の上から下ろして撮影したものだ。花の直径は6cmくらい。
つぼみのとき




昨年夏に咲いた先代とは、株自体が違うので単純には比べられないけれど、ずいぶん花の様子が違う。先代はもっとシンプルな姿をしていたし、色も薄かったようだ。2代目のシャルロットの1番花は、まきまきぎゅうぎゅうで、いかにもイングリッシュローズという顔をしている。




きのう、きょうの作業

1.ずっと気になっていた、水はけが極端に悪いクイーンオブスウェーデン、シャポードナポレオン、スタンウェルパーペチュアルの3鉢の植え替えをした。こんな時期に、鉢増しならいざ知らず、土を落としての植え替えは無謀だという気もしたけれど、目に見えて生育の悪い状態をそのまま続けて行くより、いちかばちかやってみようと思った。とにかく鉢土の表面が乾くということがなくて、水やりの楽しみが本当になかったのだ。
2.花が終わったディスタントドラムスとフレンチレース(こちらはあと1枝まだ咲いているけれど)の枝を適宜切り戻して、買ってきたときの6号鉢から、バラ用の8号ロングスリット鉢へ鉢増し。

1、2とも作業後、メネデールを灌水し、固形の肥料を鉢の隅に置いた。開花前はハイポネックスの置き肥を利用していて、それなりに気に入ってはいたのだけれど、やたらにカビがはえてくるので、今回はバイオゴールドの「セレクション薔薇」を奮発してみた。しかしこれは、標準使用量がかなり多くて、あっという間に袋が空になるのである。これを使い続けるのはなかなか難しいような気がする・・・。なので、えこひいき感情をモロに発揮して、ミニバラには別の固型肥料で対応、「セレクション薔薇」はハイブリッドティーフロリバンダイングリッシュローズオールドローズ達の特権とした。それでも13鉢あるので、やはり使い続けるのは困難だといえよう(困ったな、どうしようかな)。


ああこれは、これこそは、ウワサの、例の、チュウレンジハバチ様のご産卵痕ではなかろうか!?しかしこのようにぱっくり割れているということは、孵化した後?でも、お子様たちを見かけた記憶がない。中央の葉脈だけが残った葉というのもみた覚えがない。いったいどこへ行ってしまったのだろう?










美人さんたち