夢は夢で終わる・・・いやそんなことはないはず

いったいいつになったら薔薇の花咲くベランダになるものだろうか…と絶望的な気持ちにならないでもない毎日だけれど(ウソです。かなり毎日わくわく楽しんでいます。それにまだ、最初の薔薇をお迎えしてから2ヶ月もたっていないのだしね。)、それというのも、来る日も来る日も、記録すべき事柄といったら、虫がどうした病気がどうした、とそればかりだからだ。

きのう気がついたのはコレ。
エカキムシ(絵描き虫)。ハモグリバエの幼虫が、葉っぱの中に潜って移動しながらお食事した跡らしい。うーむ。見た目が非常によろしくない。お行儀の悪い食べ方であることこの上ない。
友人によると、ウネウネの先端に幼虫がいるからそれを「つぶせばOK」。・・・・・つぶせばOK、つぶせばOK、つぶせばOK…(以下繰り返しつつ涙)。それは、私のココロが受けるダメージが大きすぎる。虫、ましてや幼虫(青虫とか芋虫とか毛虫とか、なんかむちむちしてにょろんとしてキャタピラ状のやつ)を【つぶす】のは非常に苦手だ。怖いし気持ちが悪い。足で【踏みつぶす】のだって、無理。殺せないんじゃない、つぶせないんだ(このあたりの心理状態については、一度よく考えてみなければなるまい)。

今朝ほど意を決して、対処した。採用した方法は、ネットで紹介されていた、指先でつぶす代わりに、針でぶちぶち幼虫狙って突き刺す、というもの。あーなんと残酷な。いや、やりましたよ、やりましたけれどね。
残る問題は、きりがないということ。ここで孵化する個体を減らすことはとりあえずできるだろうけれど、親であるハモグリバエの飛来を防ぐ手立てはないに等しい。真冬に活動を休止するまで、ずっと卵を産みつけられては針でぶちぶちをやり続けなければならないのだ。薬剤散布は、ハモグリバエの天敵である寄生蜂たちにも悪影響があるのでよろしくないという。私にできるのはせいぜい、果てしない戦い(針でぶちぶち)を続け限度を超えた被害の広がりだけは抑えつつ、天敵がもたらす抑制力に期待をかけるということ。つまりは、葉っぱをいくらか失うことを大人しく耐え忍び、でも若干の悪あがきはした上で、自然界の大きなバランスに任せるしかないということのようなのだ。