ゴーヤの行く末

せっかく張ったネットの、ゴーヤは右端を、朝顔は左の支柱を一直線に上を目指し、真ん中あたりがまったく活用されないままになってしまった。残念な気がしたので、風船かずらの鉢を買ってきて、真ん中に置いてみた。実のところ風船かずらはちゃんとあんどん仕立てになっていたのだが、そんなところには納まりきらずに伸び過ぎたツルがふらふらしていたのを、ネットにからませてやったのだ。風船かずらも更に伸びていく余地ができて、喜んでくれていると思う。

そして、右端を1番上まで登りきったあと横移動して左端まで行き、そこで行き先を見失ってやはりふらふらと伸びていたゴーヤの方もなんとかしてやることにした。
ベランダの外、ちょっと手を伸ばせば届きそうなあたりに、さざんかの木があるのだ。あそこまでつるが届けば、その後は適宜さざんかに巻きついていくのではないだろうか?実際、ちょっと川原の雑木林などを眺めれば、樹木に巻きついているつる植物を見かけるではないか。というわけで、鳩対策に買ったもののまだセットしていなかったテグスを適当な長さに切り、5円玉の穴を通しておもりにし、ぶんぶんと振り回してさざんかの枝を目掛けて何度か投げた。うまく引っかかったところで、そろそろと5円玉を回収して、支柱の先にテグスのこちら端を結んで準備完了。
ゴーヤにはぜひこのテグスに巻きついて行ってもらいたい。首尾よくさざんかに到達した暁には、こっそりテグスを切ってしまえば、証拠は残らないんじゃないかしら?ふふふ。