スリット鉢

きのうの夕方、注文していたスリット鉢(8号)が届いたので、ニューカマーのオールドローズのポット苗2つの植え付けと、鉢底から根がはみ出しているし背丈はすくすく伸びて私の身長を超えてるしのクイーンオブスウェーデン(6号鉢に植わっていたもの)の鉢増しをしてやった。QOSの方は、ハダニの襲来を受けて満身創痍の状態で、できればこのままそっとしておいてやりたいところではあるのだけれど、鉢のサイズに比してあまりに本体が大きくなって、なんともバランスが悪い。本当はうちにやってきた時にすぐに鉢増ししておけばよかったんだと思う。

スリット鉢は…結局早々に彼らの軍門に下ったわけである。評判いいし。先日、留守中の水やり準備のために何度も鉢を持ち上げたり動かしたりしてテラコッタだの素焼きだのは重くてたまらない!ことが身にしみたし。なにより、どうも帰国した際にプラ鉢に植わっていたものの方が、水切れ等せずうまく耐えきったようだったし。一昨日5鉢注文して、それがすぐに届いたというわけ。今回は「不在時管理人室預け」もお願いし忘れなかったしね。

さてそのスリット鉢、底に複数空いている細長い穴と、側面にぐるりと6か所くらい(?)空いているスリット穴をどうしたらいいのかまず迷った。つまり、このまま土を入れたら隙間から土がこぼれてしまうんじゃ?ってこと。あちこちのブログをのぞくと、赤玉土の大粒のものを底に数cmいれているとか、藁をぐるりと敷いているとか、いろいろな工夫がされている様なのだけれど、鉢を購入したお店のサイトでは、どうもそのままざざっと土を入れているように見えたのだ。実際にこの鉢を使っているという友人に聞いてみたところ「そのまま土を入れているよ。」との答え。最初はちょっとだけこぼれるけれど、水やりをすると土がしまって平気になるのだそうだ。
リア友のいうことなら信じられる。そのまま土を入れてみました。結果、本当に不思議なんだけど、確かにほとんどこぼれ出てこなかった。どういうしくみだ、スリット鉢。不思議だぞ、スリット鉢。