今朝の開花(ミニバラ)


今朝、開きました。赤いミニバラ。たぶんなんとかフォーエバーなんだと思うけれど、はっきりしません。名前のわからない子です。モンテローザフォーエバーかもしれない。ベランダのすみの足元にずっと置かれて、水と肥料だけはかろうじて与えられるというさびしい育ちかたをしました。ずっと寄せ植えになっていたのですが、先日独立して、自分だけの住処を手に入れました。



寄せ植え時代。葉っぱは意外と元気です。
















赤のミニバラはもうひとつあって、
春には、ベランダの特等席にずっといたこともあって、こんなに元気だったのに





そのあと、ちょっとベランダの奥に移動させたら、ハダニだのなんだのにすっかりやられて、こんなかわいそうな姿になった子がいます。この子も今は、独立した鉢をもらって療養中です。

療養中

一時はリストラするつもりだった、ハダニやヨトウムシにやられてヘロヘロになったミニバラ。その場になってふと思い直し、寄せ植えを解消してすべての株を独立させ、もっと目と手をかけてやることにしました。
この秋の目標は、この子達を回復させてあげることです。





170cmのオベリスクの背を超えてのびていくピエールドロンサール。春に伸び始めたシュートです。真っ直ぐに伸ばせと本に書いてあったのでそのまま上を目指させてきましたが、このあとどうしましょう。冬の誘引までに天井にぶつからないかしら。

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開花3日めくらいのフレンチレース。鉢バラとして買ってきたときのような花になりません。小さいのはもちろん、もっとカップになってかつフワフワひらひらでした。

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被害拡大中

発生を確認してから、ずいぶん気をつけてシリンジも実行したし、ハッパ乳剤の散布も行なってきたのだけれど、本当にちょっとの隙に、ディスタントドラムスとフレンチレースがまるまるハダニに乗っ取られていた。どうしてこんなになるまで気づかずに見逃したのかと悔まれてならない。毎日チェックしていたはずなのに、いったい何を見ていたのか。
きのうふと見たら、ディスタントドラムスの厚手の大きな葉っぱの上をちょろちょろとハダニの親が動きまわっているではないか。その隣には白い蜘蛛の巣上のものさえあるではないか。裏を見れば、赤っぽいぶつぶつがいっぱい。同じような葉質のフレンチレースも同じ目にあっていた。そのほかは、先日すでにやばそうな感じだったミニバラが、抵抗むなしく瀕死の状態。こちらはあきらめて、葉っぱを全部むしりとった。
きのうのうちに3回ほど霧吹きの水で吹き飛ばして、ハッパ乳剤も散布して、今朝みたところではどうやらハダニの大人たちのパーティはお開きになった模様。ただ、その間寝ていた子供たちがいるはずなので、彼らがまた成長してパーティを企画するのを阻止しなければならない。

2番花といってよかったのか、つぼみ3つをつけたブラザーカドフィールも咲き終わり、バラの季節はひとやすみに入った。いま、花をつけているのは、名無しの修景バラと、ミニバラのスノーシャワー。どちらも新しい枝を伸ばし、小さなつぼみをちゃくちゃくとつけている。スノーシャワーの方は、ほぼ同じ大きさで購入したハッピートレイルと、活性剤の有無による生育比較を行っていたのだけれど、与えなかったハッピートレイルにはつぼみがひとつもない、という一応の結果を見たので、今後はどちらにも等しく活性剤等を与えることにしようと思う。

修景バラは、日当たりのよい場所にあるので、色つやもよく、さほど愛情を注いでいないのに、すくすくと育っている。チュウレンジハバチにも好かれているようで、これで2度、お食事中のチュウレンジベイビーを発見した。何もよりによってあんなに細い枝に卵を生みつけなくとも、ここにはほかにもっと大きなバラがいっぱいあるのに、と思うが、かといって大きなバラの葉をベイビーに提供する気はさらさらない。

それにしても・・・ハダニには困ったな。ひと夏、バラたちの葉っぱを守り切ってあげる自信がまったくない。